09 努力ゼロの逆食対処法 ①


胸やけ、逆流性食道炎については、長く付き合っていく症状だけに、通院のほか、日々の食事や運動、習慣などへの細かい気づかいなど、大変な努力の継続が必要にも思えます。

しかし、「姿勢」ということに着目すると、”努力ゼロ”の対処方法が考えられます。それは、”寝ているとき” で、次の2点です。
 ①パンツを脱いで寝る
 ②背中を少し上げて寝る

この二つのことは、そうするだけで何の努力も要りません。しかし、経験的にその効果が知られています。

①の「パンツを脱いで寝る」について、『「脱パンツ」健康法』(祥伝社NONBOOK 写真)でその理由や効果が説明されています。平成3年発行と、少し古い書籍ですが、当時話題になったようで、今でも実践している人がいます。
考えてみると、現代人はゴム紐で24時間おなかを締め付けて生活をしています。このことが、ストレスや胃腸不良などのさまざまな現代病につながっている、と同書では指摘しています。確かに、コーラの瓶のように、身体の真ん中を締め付けることが、口から入った食物の下への移動の障害になることは当然のことに思えます。

数百万年に及ぶ人類の歴史の中で、ゴムでおなかを締め付けている時代は、ほんのわずかでしかありません(日本でゴム紐の生産は明治以降で、人類の歴史のなかで0.003%。ゴム紐発祥の地の碑が、石川県かほく市にあります)。縄文時代の「貫頭衣」は、おなかはストレスフリー構造になっています。
同書では、夜中の間だけでも身体を解放してやればどうですか、太古の時代に戻ってはいかがですか、という問いかけをしているのです。

この「パンツを脱いで寝る」という習慣を続けることで、ストレスや身体の凝り、そして胃腸機能の劣化、不眠症などの改善に効果がある、と示されています。このブログで話題にしている、胸やけや逆流性食道炎の改善にもつながることが大いに期待できます。

簡単なことですので、一度、試してみられるのもよいかと思います。②については、また次回にて。

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