👉 家庭内のバリア『玄関』2


前回、玄関は家庭内の大きな「バリア」の一つであり、早めに手すりを取り付けておくことが有効だ、と述べました。
ただ、玄関は下駄箱、靴、傘など、置いているものが多く、手すりを取り付けられる壁や柱が見つけられないことがあります。

そんな時には、写真のような「下駄箱手すり」という方法があります。実際に、下駄箱につかまりながら、上がりかまちの上り降りをしている方も多いと思います。そうしたよく持つ場所に、工夫をして手すりを取り付けることになります。
手すりは、木製の握り部と金属のブラケット部からなります。大工さんに取り付けてもらうときは任せれば良いですが、ご自分で取り付けられる場合は、少しだけ注意が必要です。

まずはブラケットの種類です。大きなホームセンターに行くと、ブラケットの種類も豊富で、木板の隅につけられるものや、上下にカーブしているものなどがあります。家の下駄箱に合うものを選んでください。
また、下駄箱ごと倒れてしまっては危ないので、下駄箱を壁か床に固定しておくことが大切です。Lアングルで留めたり、下駄箱の内側から壁や柱に向けてビスを打つなどの方法があります。
いずれにしても、ご自分で取り付けられる場合は、普通のドライバーでは難しいと思われます。取り付けは、電動インパクトドライバなどを持っていて、使い方がわかる方に限るでしょう。

下駄箱の角を持つよりも、握り込むことができる手すりの方が安全・安心です。早めに取り付けて、使い慣れておくことをお勧めします。

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