若いころに建てた家は、頑健な身体を想定して設計しています。そのため、高齢になるにつれて、段差の上り下りが厳しくなってくることがあります。
よくあるケースは、勝手口や庭に降りるための石段などで、一段が20㎝を大きく超えてきます。
そういう場合は、手すりを付けることが多いかと思いますが、写真のように段差を増やして一段の高さを低くすることも有効です。写真の事例は、2段を3段にして段差を低くした上に、手すりを取り付けています。
一段の段差は10㎝~15㎝になるようにし、各段差を均等にすることが大切です。各段で高さが異なるような階段は、転倒・転落の危険性が大きくなります。
屋外の事故は、案外大きなけがにつながることが多いものです。いろいろな工夫をご検討ください。
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