オーラルフレイルとは

健康寿命を伸ばす3本柱の一つは「栄養バランス」の取れた食生活ですが、そのうえで大事なのはオーラルケアです。
お口の機能が衰えるとその影響は様々なところに出てきます。お口にかかわる衰え(オーラルフレイル)が、要介護状態にもつながる原因にもなります。

☆食事のときにむせる、食べこぼす→他の人と外食したくない(社交性の低下)
☆食欲が落ちた、食べる量が減った→筋力の低下、活力の低下→外出が億劫になる→さらに筋力低下
☆やわらかいものばかり食べている、硬いものが食べられない→食事に偏りが出て、栄養不足となる
☆滑舌が悪くなった→理解してもらえないことが増える。会話が億劫になる。
☆口の中が乾きやすく、口臭が気になる→会話が減る。外出が減る。

好物の料理が食べられないのは悲しいものです。日々の楽しみが減ります。気持ちもふさぎます。
でも、当てはまる項目ばかりで落ち込む必要はありません。オーラルフレイルは改善が可能なのです!

虫歯や痛みがあるなしにかかわらず、歯科医のチェックを定期的に受けることも大切です。オーラルフレイルは40~50歳代から始まるとも言われており、後になって悔やむ人も多いそうです。歳のせいだと思っていた食べにくさの原因が、義歯が合っていないなど気付いていない原因の場合もあります。

人生は食べることで続いていきます。おいしいものを楽しく食べて、幸せに暮らしていきましょう。

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