月曜から金曜・土曜まで、朝8時半から夕方5時まで働いて、そのまま少し残業・・・
こんな生活パターンを、考えてみたら何十年とやってきていて、少しも疑問を感じることはありませんでした。仕事以前の学校時代から、このパターンが染みついているように思います。
これが大きく崩れるのが「定年」でしょう。ある日突然、朝起きて行くところがなくなります。それで図書館に行ったり、長時間の散歩をしたり、という方を多くおみかけします。サラリーマン人口の多いニュータウンに住んでいる、ということがあるかもしれません。
しかし、考えてみると、この生活パターンは、縄文時代まで時代をさかのぼってみると、ほんの1%か2%程度の時間に発生し定着したにすぎません。もちろん縄文時代に「定年」なんてないでしょうから。働ける間は働き、その中で楽しみを見つけながら暮らしてきたに違いありません。「働く」という概念もなかったことでしょう。
縄文時代に学ぶことは、現代だからこそ多くあるように思います。時代は、なんとなく縄文を求めているようにさえ感じることがあります。そのことは、少しずつ記していきたいと考えています。