番組では、さらに「寝方」のアドバイスが先生からありました。それも実に簡単で、『左側を下にして寝る』というものです。
右図のように、身体の中の胃の配置を考えると、左側を下にして寝ると胃の入り口が上部になり、より逆流しにくいというのです。
逆に胃もたれのある人はものを出したいので、右側を下にして寝るとよいそうです。
ここでアナウンサーから意地悪な質問がありました。「両方ある人はどうしたらいいんですか?」とのこと。
これには先生も少し詰まってから、こう答えられました。「そういう人は仰向けに寝るのがいいでしょう。うつぶせ寝だけはしないようにしてください」ということでした。
寝るときの身体の向きが大切とは、なかなか気づかないものです。とはいえ、夜中に無意識で寝返りを打ってしまうことはどうしようもないかもしれませんね。
※図は、北海道室蘭市の「十字屋薬粧」さんが作られたものを使用させていただきました。