座椅子のかさ上げ


前回、ソファーのかさ上げを記載しましたが、今回は「座椅子」です。
畳にこたつをメインとされている高齢者の方には、座椅子は必需品になっています。しかし、ここからの立ち座りは大変な苦労が要ります。

椅子とテーブルに変更すればいいのでしょうが、そこは長年使ってきたお気に入りの座椅子です。そう簡単に変えたくはありません。
また、楽になればいいというわけではなく、高齢の方にはある程度の負荷があった方が良いことがあり、それが筋力の衰えを防ぐことにつながります。

そこで、写真のようなかさ上げを現場ではよく行ってきました。この例は、平板を2枚クロスして固定し、その上に座椅子をのせています。後方への転倒を防ぐため、後ろの2本脚を長めにとって製作しました。

こたつも同様に下駄を履かせて、かさ上げする必要がある場合もあるかと思います。
年齢を重ねても、急に住環境を変えるのではなく、少しずつより安全に、より都合よく工夫を重ねていきたいものです。

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