長年、バリアフリーの仕事をしていると、いろいろな依頼が持ち込まれます。
写真の案件は、年老いて太った犬(ダックスフンド)を車に載せられなくなったのだが、なんとかできないか、というものでした。「犬も飼い主も、共に老いる」という、時代の現実を知りました。
この案件は、緩い専用スロープを作ることで解決しました。足が滑らないように、15cm毎にステップをつけています。このスロープでよろよろと、しかし自力で車に乗り込むことができ、出かけることが可能になりました。
スロープは、真ん中で半分に割れて細くなり、荷台に載せることができるようにしています。意外に重さがあり、スロープにはある程度の強度が必要になりました。
犬用の介護パンツがあるそうですが、犬も足腰が弱くなったり、目が見えにくくなったり、人間に起こることは、当然ペットにも起こる、ということを感じた一件でした。
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