Q1：何をする会社ですか？
…手すりやマットなど、ミドル・シニア向け日常生活用品の企画・開発・販売の会社です。工場を持たず、製品の製造は国内の協力工場に委託しています。
Q2：どんな特徴がある会社ですか？
…高齢者の現場で20年間、福祉機器開発に取り組んできたので、現場発想で本当に役に立つ独自商品を展開しています。高齢者は身体の状態や環境など千差万別で、さまざまなニーズが眠っています。当社は、それを一つずつ掘り起こして製品化し、ミドル層、フレイル層を含めて、安全・快適な生活を送っていただくことができるような、これまでなかったような商品を、世の中に送り出すことを目的としています。
Q3：所在地はどこで、どんな特徴がありますか？
…大阪府吹田市にあります。日本最初の大規模ニュータウンである「千里ニュータウン」や、1970年の万博会場が近くにあるベッドタウンです。
街ができておよそ50年。地方から多くの働き手がこの街にやって来ました。街の設計者の考えは、いずれ引退後には多くの人は地方に帰って行くだろう、ということで、高齢者の住まいという考えはなかったそうです。
しかし、緑豊かで交通の便がよく、公共機関や病院などの多いこの地域からは、引退後も流出する人は少なく、半世紀が経過して高齢化率の非常に高い街になっています。これまでは、高齢化社会は地方の過疎と結びついていましたが、ここに「都会、過密、超高齢化」という、新しいタイプの街が出来上がりました。
この地は、日本のニュータウンの先駆けですから、やがて、この街で起こるようなことが、全国各地のニュータウンで起こるようなると考えられます。この地で、高齢化社会に必要なものを作る実験をしていきたい、これが当社の考えでもあります。
