SDGsと縄文時代 その4(運命共同体)


意外なことに、縄文時代は多くの民族が混じり合った「多民族共生社会」だったということです。
日本列島が大陸とつながっていた時代、そして大陸から離れたあとも、北や西、南から様々な人々が日本にやって来ました。そして、これ以上、東に行くことができないので、その地で混じりあいながら、共に暮らしていくようになったそうです。

そこで大きな争いもなく、長い年月をかけてゆっくりと溶け合っていけたのはなぜか。
それは、ともに自然の一部として生きていることを無意識で感じていたのではないか、と私は考えています。

国連がSDGsを打ち出したのは、同じ地球で暮らす運命共同体としての人類、ということがベースにあるでしょう。自然の中で、その上に立つわけではなく、自然の一部として人間も生きているという、自然を含めた運命共同体という意識を、縄文時代から学び取ることができると思っています。

とはいえ、ここまで進んでしまった現代において、学び取ったことをどう生かしていくかは難しいところです。身近な一歩から、まず始めるしかない、ということになるのでしょうか。

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