04 胸やけ、逆流性食道炎はどうして起こるのか?

まずは、胸やけのメカニズムです。これは症状に苦しんで調べた方ならみなさんご存知かと思いますが、一応確認しておきます。

最短でまとめると、「胸やけは、本来上昇してこないはずの胃酸が、胃の入り口にある弁を突破して、食道まで駆け上ってくることで痛みを感じる」ということになります。

番組のテキストでは、下記のように説明されています(正確を期すため、本文をそのまま記します)。「本来、胃の入り口は食べ物や胃液が食道に逆流しないように閉じられていますが、何らかの原因でこの入り口が緩むと、胃の中の胃酸や食べたものが食道に逆流します。胃の内部は粘液に覆われ、強い胃酸にも耐えられるようになっていますが、食道はそのようにできていないため、逆流した胃酸で食道の内壁が刺激されてジリジリと胸が焼けるような灼熱感が生じます。これが胸やけです。」

さらに説明は”逆流性食道炎”に進みます。「胃酸によって食道の粘膜が頻繁に傷つくと、食道は逆流性食道炎と呼ばれる状態になります。代表的な症状には胸やけのほか、すっぱいものが食道に上がってくる呑酸(どんさん)、胸の痛み、のどのつかえがあります。声がかすれたり、ぜんそくのような症状がでることもあります。」

ふだんはしっかりと食道を守ってくれる「入り口」の弁(筋肉)が、何らかの理由で弱ってしまうか、胃酸が異常に多くなって防ぎ切れなくなる、ということですね。高齢者は筋力が弱くなることが多く見られますが、胃の入り口の弁も筋肉ですから、弱ってしまうことも当然考えられることになります。

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