流し台での水仕事は、長時間立っている必要がありますが、それを毎日行うことは、ただ食べるためだけでなく、“生きがい“でもある、ということを学ばされた事例です。
40代でご病気になられ、立ち座りが困難になられた方からのご相談にお応えして製作しました。仕事はできなくなったものの、毎日の食事や洗い物は自分でしたいが転倒の不安があるということでした。
普通の椅子では低過ぎたり移動しにくかったりするので、流し台の前にベンチを作り、横移動しながらコンロや洗い物などができるようにしました。また、手の届く範囲に調理器を吊りました。ベンチの背もたれ部分は手すりになっていて移動の補助に使います。
普通に立っていて、後ろに倒れる恐怖感というものは、なかなか現場に入らないと分からないことです。
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