アソビジネスの実践「キャラバン営業」1(動機)


本稿で「アソビジネス」を謳って半年。理念先行ではいけないので、この2ヶ月ほど実践・実験を行なっています。自分で試しながら、アソビジネスの実現性を探っているということになります。これから少しずつ、その実践で見えてきたものについて記していきければ、と考えています。

アソビジネスの実践には、たくさんの方法があるかと思います。やっているビジネスの種類や方法、そして自分が楽しいと思えること、興味があることなど、その掛け算でさまざまな実践ができることでしょう。
私の場合は、福祉機器を中心としたものづくりとその販売をしていて、乗り物や旅、そして歴史や地理が好きなので、その掛け算でいうと「行商」があがってきます。

旅をしながら、会社で作ったものを紹介、販売して回る、ということです。ここには、商品の宣伝、流布、市場調査、ニーズの把握などのビジネス要素に加えて、旅の要素が入ってきます。旅には、乗り物がつきもので、移動を楽しみつつ、さらに行く先の見知らぬ土地のことを学んだり、美しい景色を楽しんだり、ということが付け加わってきます。

人生は旅だと言った松尾芭蕉も、俳句を作るという「仕事」をしながら、旅を楽しんだわけです。富山の薬売りの人たちも、薬を行商しつつ、きっと旅を楽しんでいたに違いありません。もしかすると、現代ほど「仕事」と「遊び」の区別がはっきりしている時代はないのかもしれません。

ただ、「行商」ではちょっと古い感じがするので、『キャラバン営業』という呼称を勝手につけて、コロナ禍の一段落ついた2021年の秋から、出かけることにしました。

前置きが長くなりました。具体的な行動については、これからゆっくり記していきます。
※写真は、越前海岸の玉川で行商の帰りにたまたま見つけたスフィンクスのような岩塊です。目のところに穴が開いていてびっくりしました。

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